統一協会から救われて 2

 ②統一協会に誘われて   

 

1984 年、准看護師の免許を取ってすぐの時期でした。人間関係のことなどで理想と現実とのギャップに悩んでいた時、街頭アンケートに出会いました。アンケートに は以前にも答えたことがあったので断わりましたが、その時には強引に腕を引っ張られてビデオセンターという所に連れて行かれました。

 

そこで1時間ほどの「人生の目的」というビデオを見せられ、何か分からないけれど「神は確かにいるんだ」と感動するものがありました。生きる目的、生きる意 味ということをこれからビデオで学んでいくことで、今の人間関係の問題や自分自身の生き方も変わってくるに違いないと思い、ビデオセンター通いが始まりま した。

 

初めはビデオセンターが統一協会という宗教団体であることは全く公表していないので、カルチャーセンターの一種と 思っていました。ビデオを見に行くのも自分の都合のいい時間で良いし、何ヶ月でビデオを全部見ないといけないなどの制約は全くなく、またビデオセンターに 通っている人たちとの個人的な人間関係もなく、自由に出来たのが魅力的でした。ただビデオを見終わった後にビデオセンターの方が「どうでしたか?」と話し に来てくれて、それがほっとするひとときでした。

 

そして2ヶ月後「修練会」に参加したらどうかと勧められていきました。そ の後、たまたま本屋さんで売られていたベストセラー本の中に「文鮮明―人と思想」というのがあり、中を少し見ると自分がビデオセンターで習っている内容と 全く同じもので驚きました。そしてその本を通して初めてここが「統一協会」であることを知りました。

 

その本を買い、すぐに ビデオセンターに行って「こんな本が売られていたが、これはビデオセンターと関係があるのか」と聞きましたら、それはそうだが今ここでは黙っていて欲し い、と言われました。その時には既に統一協会の教えのビデオを何本も見せられており、何の違和感もなくそのことを受け入れることが出来ました。