生命の始まり

 

1945年4月9日。ひとりのルーテル教会の牧師が処刑されました。ディ―トリッヒ・ボンヘッファー。ナチスへの抵抗運動に身を投じて、投獄されるのです。彼が獄中で書いた書簡は日本語にも訳され多くの方に感動を与えました。獄中から婚約者にあてた詩はやがてメロディがつけられ、「善き力に我囲まれ」という讃美歌にもなりました。彼の最後の言葉です。「これは終わりですが、わたしにとっては生命の始まりです」。復活信仰に生きる者の歩みはなんと力強いことかと復活節に思うのです。