アントニオス

 

3世紀のエジプトに生まれたアントニウスは敬虔な両親の下、信仰を持ちます。20歳の頃、両親と死別。聖書から富める青年の説教を聞くと私財をすべて貧しい者に施し、自らは砂漠の荒れ野に赴き、祈りの生活を始めます。これが小さなグループからなる修道院の始まりであると言われています。悪霊との激しい戦いを祈った逸話は有名で、祈りにおける拳闘ともいうべきものでした。西洋の多くの画家は聖アントニウスの誘惑を題材とした作品を描いています。