いばらの針の

 

聖歌155番。12世紀、すぐれた説教者として知られたフランスの聖ベルナールが「十字架にかかりて苦しめるキリストの肢体への韻文の祈り」をラテン語で書きました。十字架にかかった主の苦しみを歌った詩でした。それをもとにして17世紀のドイツの宗教詩人パウル・ゲルハルトが作ったものです。旋律はドイツの音楽家ハスラーのものですが、この旋律をバッハがマタイ受難曲の一部に転用したことから有名になりました。今でも受難週によく歌われる賛美のひとつです。