遠藤周作

踏み絵を描いた作品、沈黙で知られるカトリック作家の遠藤周作。持病と闘い続けた生涯でもありました。フランスに留学なさった20代の時、結核に感染。当時の医療技術では完治は難しく、帰国後も入院したり、手術を受けたりしています。キリスト教文学の遠藤作品は病気の中で紡がれたものということになるでしょうか。

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